親子で楽しむSDGs!身近な廃材で作る簡単アップサイクル工作

こんにちは!「これ、捨てるのちょっと待った!」と思わず言いたくなる、パパママ必見のアイデアをお届けします。
家の中でついゴミ箱行きになってしまう段ボールや牛乳パック、ペットボトル。
実はこれら、子どもとの素敵な時間を作り出す宝物なんです!
最近「アップサイクル」という言葉をよく耳にしませんか?
単なるリサイクルとは違い、捨てるはずだったものに新しい価値を与えて生まれ変わらせる、魔法のような取り組みです。これが子どもの創造性を育みながら、家計にもエコにも優しいと注目されています。
「でも、何を作ればいいの?」
「難しそう…」
そんな心配はご無用です!今回は100円ショップのアイテムを少し加えるだけで、子どもが夢中になる簡単なアップサイクルアイデアをご紹介します。
休日の親子時間や、雨の日の室内遊びにぴったりですよ。
自分で作った収納ボックスなら、お片付けが苦手なお子さんも楽しく取り組めるかもしれません。
コストはほぼゼロなのに、子どもの笑顔は無限大。さあ、一緒にアップサイクルの世界を覗いてみませんか?
段ボールが大変身!100均アイテムで楽しむアップサイクル術
通販などで日々たまっていく段ボール。実は、子どもと一緒に楽しめる素晴らしい素材になります。ゴミ箱に入れる前に、少しだけ手を加えてみませんか?100円ショップで手に入る道具を使えば、驚くほど素敵な作品に変身します。
まずは基本の道具を揃えよう
はじめに、カッター、定規、マスキングテープ、絵の具やカラーペン、そして強力な両面テープを準備しましょう。これだけの道具で、段ボールの可能性は無限に広がります。
【簡単】なりきりおもちゃで運転手さんごっこ
小さな子どもに特に人気なのが、宅配便の箱をそのまま利用した「なりきりおもちゃ」です。
箱の前面に丸い窓を開け、マスキングテープで縁取りをするだけで、あっという間に子ども用の「運転席」が完成!
カラーテープで道路のラインを描いたり、紙皿のハンドルを付けたりすれば、子どもが大喜びすること間違いなしです。
【応用】段ボールでおしゃれな家具作り
もう少し大きい子どもなら、段ボール家具作りに挑戦してみましょう。
複数の段ボールを積み重ねて両面テープでしっかり固定し、柄付きのマスキングテープやリメイクシートで装飾すれば、おしゃれな本棚やおもちゃ箱が出来上がります。
強度を上げたい場合は、水性ニスを塗るのもおすすめです。
子どもの夢が詰まった「秘密基地」
子どもの創造力を最大限に引き出すのが「秘密基地」作りです。
大きめの段ボールの側面に窓や扉を作り、100円ショップの電池式LEDライトを取り付ければ、暗い部屋で幻想的に光る隠れ家になります。
季節のイベントに合わせた装飾品作りも楽しめます。ハロウィンのお化け屋敷や、クリスマスのツリーなど、行事ごとに家族で作る楽しみが増えますよ。
段ボール工作の魅力は、失敗しても気軽にやり直せること。完璧を目指すのではなく、子どもと一緒に「作る過程」を楽しむことで、親子の絆も深まります。
捨てないで!子どもが夢中になる牛乳パックDIYアイデア
丈夫で水にも強い牛乳パックは、アップサイクルの宝庫。手軽に入手できて扱いやすく、子どもとの工作にぴったりの素材です。ここでは、子どもたちが夢中になるDIYアイデアをご紹介します。
簡単!カラフル小物入れ
牛乳パックを半分に切り、好きな布や折り紙を貼るだけで、鉛筆立てやデスクオーガナイザーに大変身。
底が四角くて安定感があるため、子どもの文房具整理にぴったりです。防水性があるので、水性ペンやクレヨンを入れても安心ですね。
お財布ごっこが楽しい!牛乳パック財布
牛乳パックを丁寧に折りたたんで、マジックテープやボタンを付ければ、子どもが喜ぶお財布の完成です。
手作りの紙のお金と組み合わせれば、お買い物ごっこがもっと楽しくなります。お小遣い管理の練習にも役立ちますよ。
雨の日も楽しい!牛乳パック椅子
複数の牛乳パックをテープでしっかり固定して作る椅子は、子どもの体にちょうど良いサイズ感。
表面を布やフェルトでデコレーションすれば、世界に一つだけのオリジナル椅子になります。意外と丈夫で、小さな子どもなら問題なく座れます。
ごっこ遊びが広がる!ミニキッチン
牛乳パックを積み重ねてテープで固定し、コンロや蛇口の絵を描けば、子どもが大好きなキッチンセットが出来上がります。
段ボールと組み合わせることで、さらに本格的なプレイキッチンに発展させることも可能です。
バードフィーダーで自然観察
牛乳パックの側面に窓を開け、上部に紐を通せば、庭に吊るせるバードフィーダーになります。
鳥の餌を入れて庭やベランダに吊るせば、子どもたちは窓から野鳥の観察を楽しめます。自然との触れ合いを通じて、環境について学ぶきっかけにもなる素敵な工作です。
ゴミじゃない宝物!ペットボトルでできる簡単アップサイクル
毎日たくさん出るペットボトルも、実は宝の山。形がしっかりしていて加工しやすく、子どもでも扱いやすい素材です。捨てる前に、親子でアップサイクルを楽しんでみませんか?
世界に一つだけの「ペットボトル花瓶」
ペットボトルの底を切り取って逆さにするだけで、おしゃれな一輪挿しに早変わり。
透明なボトルに子どもと一緒に好きな絵を描いたり、マスキングテープを貼ったりすれば、食卓を彩るオリジナル花瓶が完成します。
植物の成長を観察できる「ミニ温室」
大きめのペットボトルを横半分に切り、底側を利用します。ここに土と種を蒔き、切り取った上部をかぶせれば、小さな温室のできあがり。
植物が育っていく様子を毎日観察できるので、子どもの自然科学への興味を引き出します。
室内遊びに最適!「ペットボトルボウリング」
ペットボトルに少量の水や砂を入れて安定させ、ボールで倒して遊ぶボウリングゲームです。
ボトルにカラフルなテープを巻いたり、キャラクターを描いたりするデコレーション作業も子どもは夢中になります。雨の日の室内遊びにもぴったりです。
夏にぴったり!手作り「ペットボトルスプリンクラー」
ペットボトルの側面にキリなどで小さな穴をたくさん開け、飲み口にホースを接続すれば、水遊びができる手作りスプリンクラーのできあがり。
暑い夏の日、水の出る様子に子どもは大喜びするでしょう。
これらのアイデアは、単なる工作にとどまりません。「捨てる前に、何かに使えないかな?」と考える習慣を育む、素晴らしい機会になります。
収納も遊びも!空き箱リメイクで片付け上手に
子どものおもちゃや持ち物は、気づけばどんどん増えていきますよね。そんな収納の悩みは、身近な空き箱を使ったリメイクで解決しましょう!子どもと一緒に作る楽しみと、片付けの習慣づくりを同時に叶えられます。
クレヨンやペンを整理!「仕切り収納」
シリアルの大きな箱を横に寝かせ、中に牛乳パックを切って作った仕切りを入れるだけで、文房具の整理に便利な収納ボックスが作れます。
子どもが好きなキャラクターの包装紙や布で外側を覆えば、見た目も可愛らしく変身します。
自分だけの「ミニ本棚」
丈夫な靴箱を活用すれば、ミニ本棚も作れます。絵本やお気に入りの図鑑を立てて収納できるので、子どもの読書習慣にもつながります。
側面に「わたしの ほんばこ」など、子ども自身に文字を書いてもらえば、自分だけの特別な本棚への愛着が湧くはずです。
お片付けが楽しくなる「テーマ別ボックス」
お菓子の箱やティッシュ箱に「ブロック」「ぬいぐるみ」など、収納するものの絵や文字を示しておくことで、どこに何をしまえばいいのか一目でわかります。
「この箱に入れてね」と声をかけるだけで、子どもが進んで片付けをしてくれるようになるかもしれません。
自分で作った収納だからこそ大切に使いたい、という気持ちが芽生え、「作る→使う→片付ける」という一連の流れを通じて、物を大切にする心も育まれます。
※安全への配慮
はさみやカッターは大人が扱い、子どもには糊付けやシール貼りを担当してもらうなど、年齢に合わせた役割分担を心がけましょう。完成後も、角が鋭くないかなどをチェックすると安心です。
コスト0円!家にある素材が創造力を育むおもちゃに
「これ、まだ使えるよ!」そんな子どもの言葉をきっかけに、家庭のゴミが宝の山に見える瞬間があります。私たちの家には、子どもの創造力を刺激する素材が無料で溢れているのです。
キッチンから生まれるアイデア
キッチン周りには、工作に使える素材がたくさんあります。
- 卵の殻:砕いてのりで貼り付ければ、綺麗なモザイクアートに。
- ヨーグルトの容器:小さなプランターや小物入れに早変わり。
- コーヒーのかす:乾かして粘土に混ぜれば、香り豊かな造形素材になります。
リビングにある意外な素材
リビングも見渡してみましょう。雑誌や古新聞は、カラフルな部分を切り抜いてコラージュアートに。
着なくなったTシャツは、細く裂いて編めばコースターやマットに生まれ変わります。片方だけになった靴下も、綿を詰めれば可愛いぬいぐるみに変身します。
トイレットペーパーの芯や包装紙も大活躍
トイレットペーパーの芯は、万華鏡や動物の人形、ビー玉転がしのコースなど、アイデア次第で何にでもなります。
綺麗な包装紙は、捨てずに取っておけば折り紙の代わりとして使えますね。
子どもと一緒に取り組む際のコツは、「正解を示さない」こと。「これで何ができるかな?」と問いかけるだけで、子どもたちは大人が思いつかないようなアイデアを次々と生み出してくれます。
「捨てるはずだったもの」から素晴らしい作品が生まれる喜びを体験することで、子どもたちは「可能性を見出す力」を自然と身につけていくでしょう。
お金をかけずに、家にあるもので創造的な時間を過ごしてみませんか?明日捨てようと思っていたその素材が、かけがえのない思い出と学びの源になるかもしれません。
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