休みの日に親子で挑戦!地球を救う「3R」とリユース環境工作(幼児向け)
今回は、身近な「ごみ問題」をテーマにして、お子様が「モノを大切にする心」や「社会の仕組み」を学べるような題材をご紹介したいと思います。
「3R」とは?今さら聞けない「3R」の基本
「3R」とは、環境を守り、ごみを減らすための3つの行動「Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)」の頭文字をとった言葉です。
お子様に説明する際のポイントも交えて、一つずつ見ていきましょう。
① Reduce(リデュース):ごみの発生を「減らす」
まず、ごみになるモノ自体を家庭に持ち込まない、発生させないという考え方です。最も効果的なごみ削減の方法とされています。
お子様には「お買い物のときにマイバッグを使うと、レジ袋というごみが一つ減るよね。これがリデュースだよ。最初からごみを出さない工夫のことだね。」と伝えてあげてください。
- ご家庭での実践例:
- 買い物の際はエコバッグを持参する。
- 過剰包装の少ない商品や、詰め替え用製品を選ぶ。
- すぐに壊れてしまうものではなく、丈夫で長く使えるものを選ぶ。
(すぐに捨ててしまうものではなく、丈夫で長く使えるものを選ぶ)
例えばお子様のおもちゃでも、流行ものやカード、ガチャガチャなど集めて楽しむことはたくさんありますよね。しかし、半年くらいで不要なおもちゃになってしまう場合も多々あります。
ものがあふれている時代なので、親としても「まあ良いか」と思ってしまいがちですが、まずは買う前に「本当にそれだけ必要?」「いらないからってすぐ捨てたりしない?」「お金が無駄になっていない?」と念押しするだけでも違ってきます。
たとえその時、無駄に買ってしまったとしても、それを繰り返すことで、一時的な気持ちで物を買っても無駄になるかもしれないということを学ぶことができるでしょう。
親がその目線で伝えていければ良いですね。また、いらなくなったものをすぐにゴミにはせず、リサイクルショップに売ることで、他にもっと欲しい子供たちに届けることができるということも、親子で話し合うのも良い機会だと思いますよ。
② Reuse(リユース):繰り返し「再利用する」
一度使ったものを、すぐに捨てずに形を変えずに繰り返し使うことです。創造性を育む工作や、モノを大切にする心を育みます。
お子様には「サイズが小さくなった服を、弟や妹が着るのもリユース。空き箱を工作に使うのも、捨てずに繰り返し使っているからリユースだよ。」と伝えてあげてください。
- ご家庭での実践例:
- 着られなくなった服や使わなくなったおもちゃを、知人に譲る。
- ジャムの空き瓶を、小物入れとして活用する。
- 不要になったものを、リサイクルショップやフリマアプリで販売する。
自分のお気に入りの服を、知人の自分より小さい子供に譲ることで、もう一度そのおもちゃが使ってもらえることをお子様とぜひ話し合ってください。また一緒にフリマに出かけたり、アプリで売った結果を伝えることも良いですよね。
ただ、欲しい物を手にいれたり、いらない物を人に渡すという動作だけでなく、そうすることでゴミが減ったり、おもちゃにもう一度命が吹き込まれるんだよと伝えてあげることで、物を大切にする気持ちが育ちます。ぜひ話し合う機会をお持ちください。
③ Recycle(リサイクル):資源として「再資源化する」
使い終わったものを資源に戻し、新しい製品の原料として生まれ変わらせることです。家庭でのごみの分別は、このリサイクルのために不可欠です。
「みんなが出したペットボトルが、工場で新しい服や文房具に大変身するのがリサイクル。だから、しっかり分別することが大切なんだね。」とお子様にお伝えください。
- ご家庭での実践例:
- 地域のルールに従って、ペットボトル、缶、びん、古紙などを正しく分別する。
- スーパーなどの店頭回収(食品トレー、牛乳パックなど)を積極的に利用する。
ただ、ゴミ箱がわかれているから捨てるというルールにのっとった教え方ではなく、それらのゴミが、次どんな形で世の中に戻ってくるかを話し合ってみましょう。そうすると、きっと楽しみながら分別してくれると思いますよ。
もっと詳しく知りたい人は、こちらもチェックしてね。
親子で楽しく挑戦!簡単リユース工作アイデア
ご家庭にある不要品を使って、お子様と一緒にリユース環境工作に挑戦してみましょう。「ごみが素敵なものに生まれ変わる」という体験は、お子様にとって大きな発見となります。
※はさみなどを使用する際は、必ず保護者の方が付き添い、お子様から目を離さないよう安全にご配慮ください。
アイデア①:古着Tシャツで作る「お掃除クロス」

サイズアウトなどで、着古して生地が柔らかくなったTシャツは、吸水性も良く、お掃除に最適です。 使いやすい大きさにカットするだけで立派なクロスになります。お子様がお手伝いしやすいよう、端切れにお絵描きをしてみるのも楽しいでしょう。
昔はよく使われていましたが、今は雑巾を100均で買う方も多いのではないでしょうか。ハサミで切るだけで(縫わなくても良いです)まとめて置いておくと、さっと支えてそのまま捨てられますので、とても便利ですよ。
アイデア②:牛乳パックの「オリジナルペン立て」

きれいに洗って乾かした牛乳パックは、丈夫で加工しやすく、工作にぴったりの素材です。 好きな高さにカットし、周りにマスキングテープや折り紙を貼るだけで、世界に一つだけのペン立てが完成します。お子様の創造性を引き出す良い機会になりますし、自分で作ったペン立てにはきちんとペンをなおすかもしれないですよね。
3. 社会の仕組みを学ぶ!「リサイクルショップ」の役割とは?
リユースを実践する上で、地域社会で重要な役割を担っているのが「リサイクルショップ」です。 お店を「社会科見学」の場として活用し、モノの循環について親子で考えてみましょう。
リサイクルショップは、以下のような社会的な役割を担っています。
- 廃棄物の削減: 家庭で不要になったものが、ごみとして処分されるのを防ぎます。
- 資源の有効活用: モノの寿命を延ばし、新たな持ち主へとつなぐことで、資源の浪費を防ぎます。
- 地域経済の活性化: 地域内でのモノの循環を生み出し、安価で良質な品物を提供します。
「このおもちゃは、どんな子が使っていたんだろうね」「これを売ったお金で、新しい本が買えるね」などと会話をしながら店内を巡ることで、お子様は経済の基本的な仕組みや、モノが誰かの手を経て自分の元へ届くことを実感できます。
お子様が使わなくなったおもちゃなどを一緒に査定に持ち込む体験は、「自分の持ち物には価値がある」ことを学ぶ貴重な機会となるでしょう。
お近くのリサイクルショップ探しには、こちらのサイトが便利です。ぜひお子様とご覧ください。
▶ リサイクルナビくるくる、エリアでショップを探す>>
買い物で3Rを実践できる「エシカル消費」についてはこちらもご覧ください。








