SDGsを家庭で実践!子どもと一緒にできる15の身近なエコ活動

「SDGsって何だか難しそう…」なんて思っていませんか?
実は私たちの日常生活の中に、地球にやさしい行動はたくさん隠れています。
特に子どもと一緒に取り組むことで、遊びながら自然と環境意識が身につくのでおすすめです。
今回は、忙しいご家庭でも無理なく始められる、子どもと一緒にできるSDGs活動のアイデアをたくさんご紹介します。
特別な道具や知識がなくても、今日からすぐに実践できるものばかりです!
「ゴミの分別」から一歩進んだエコライフで、お子さんの未来の地球を一緒に守りませんか?
家計の節約につながる嬉しいアイデアもたくさんご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
さあ、一緒に楽しみながら地球にやさしい生活を始めましょう!
今すぐ始められる!子どもが夢中になるSDGs家庭ゲーム
子どもたちにSDGsの大切さを楽しく学んでもらうなら、ゲーム感覚で取り入れるのが一番です。
家庭で気軽に始められるSDGs関連ゲームを紹介します。
エコ・ミッション・ビンゴ
家庭でできるエコ活動をビンゴカードにして、達成したらシールを貼れるようにします。
例えば、こんな簡単なミッションを並べてみましょう。
- 電気をこまめに消す
- 水を出しっぱなしにしない
- ごはんを残さず食べる
一列揃ったら小さなご褒美を用意すれば、子どもたちは目に見える成果に夢中になるはずです。
ゴミ分別チャンピオン
タイマーを使って、混ぜられたゴミを素早く正確に分別するゲームです。
プラスチック、紙、燃えるゴミなど、お住まいの地域のルールに合わせて分別カテゴリーを作り、正確さと速さを競います。
このゲームを通じて、資源の大切さとリサイクルの仕組みが自然と学べます。
節水チャレンジ
家族で1週間の水道使用量を記録し、前の週より減らせるかチャレンジします。
子どもにも分かりやすいように記録表を作り、シャワーの時間を短くしたり、歯磨きの時に水を止めたりするコツを教えましょう。
水の大切さを家族みんなで実感できる活動です。
フードロス対決
冷蔵庫の中身をチェックして、食材を無駄なく使ったオリジナルレシピを考える家族対決はいかがでしょうか。
子どもが考えた「余り物アレンジレシピ」が、意外な名物料理になるかもしれません。
楽しみながら、食べ物を大切にする心が育まれます。
エコ貯金箱
節約できた電気代や水道代の一部を「エコ貯金」として貯める特別な貯金箱を作ります。
貯まったお金で、環境に良い活動(例:地域の清掃活動への参加、環境関連の寄付など)に使うのもおすすめです。
これらのゲームは単なる遊びではなく、持続可能な生活習慣を楽しみながら身につける貴重な機会となります。
「自分の行動が地球を救う」という実感は、子どもの自己肯定感を高めることにもつながります。
プラスチックとサヨナラ!子どもと取り組むエコラッピング
プラスチック製品の過剰な使用が、地球環境に大きな影響を与えていることはよく知られています。
特にギフト包装は一度きりで捨てられがち。子どもと一緒に「エコラッピング」に挑戦し、楽しみながらSDGsに貢献してみませんか?
風呂敷で日本の伝統文化に触れる
風呂敷を使ったラッピングは、日本の伝統的な包み方を子どもに教える良い機会になり、文化の継承にもつながります。
本や箱型の贈り物を美しく包む方法を、家族で一緒に学んでみましょう。
使った後は何度も繰り返し使えるため、ごみが出ない理想的な方法です。
新聞紙やチラシでオリジナル包装
家にある古新聞やチラシを使えば、コストゼロでエコなラッピングが実現します。
子どもと一緒におりがみの技術を応用して包めば、独創的なデザインに。
さらに、子どもの描いた絵をラッピングペーパーにすると、世界に一つだけの特別な贈り物になりますよ。
植物でナチュラルラッピング
庭やベランダで育てたハーブやドライフラワーを麻紐で留めれば、プラスチックフリーでおしゃれな仕上がりになります。
材料を集めるところから子どもと一緒に行うことで、植物の成長や自然の循環について学ぶ良い機会にもなります。
布のハギレを再利用
使わなくなったTシャツやスカーフなど、身近な布切れを再利用するのも簡単なアイデアです。
捨てるはずだった布に、包装材として新たな命を吹き込めます。
エコラッピングを通じて、「使い捨て」ではなく「大切に繰り返し使う」という価値観を子どもに伝えることができます。
水道代が激減!?親子で楽しむ節水テクニック
家庭での水の使用量を減らすことは、環境を守るだけでなく、家計の節約にも直接つながります。
子どもと一緒に楽しみながら、SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」に貢献しましょう。
お風呂の5分間チャレンジ
お風呂やシャワーの時間をタイマーで計り、5分以内に終えるゲームに挑戦してみましょう。
シャワーは1分間になんと約12リットルの水を使います。わずか5分間の短縮で、毎日60リットルもの節水が可能になります。
雨水コレクターをDIY
ペットボトルなどを使って、子どもと工作感覚で簡単な「雨水コレクター」を作ってみましょう。
集めた雨水は、庭の植物の水やりなどに活用できます。
自分で集めた水で植物が育つ様子は、子どもにとって最高の自然学習になります。
水の「二度使い」を習慣に
お米のとぎ汁や野菜を洗った水は、捨てずに植物の水やりに使いましょう。
また、お風呂の残り湯は洗濯や掃除に活用できます。
子どもには「水の冒険」として、家の中での水の旅を説明すると、興味を持ってくれるかもしれません。
家族で漏水チェック探偵団
家中の蛇口やトイレを点検し、水漏れがないか調査する探偵ゲームです。
実は、ほんの少しの水漏れでも、1日に大量の水が無駄になっていることがあります。
これらの取り組みによって、水道代が20~30%削減できた家庭も少なくありません。環境にも家計にも優しい節水を、ぜひ始めてみてください。
捨てないで大変身!親子で挑戦リメイクDIYアイデア
「もう使わないけど、捨てるのはもったいない…」
そんな不用品を新しい価値あるものに生まれ変わらせるリメイクDIYは、資源を有効活用するSDGsの実践そのものです。
親子で取り組めば、創造力を育みながらエコの大切さを自然と学べます。
牛乳パックの変身術
きれいに洗って乾かした牛乳パックは、小物入れやペン立て、プランターに大変身します。
側面に絵を描いたり、布を貼ったりして、オリジナルの作品を作ってみましょう。
古着をアップサイクル
サイズが合わなくなった子ども服は、クッションカバーやトートバッグにリメイクできます。
特に、思い出の服を繋ぎ合わせて作るパッチワークキルトは、家族の歴史が詰まった世界に一つの宝物になります。
空き瓶がおしゃれなインテリアに
ジャムなどの空き瓶も、素敵なインテリア雑貨に生まれ変わります。
アクリル絵の具で色付けすればおしゃれな花瓶に、中にLEDライトを入れれば幻想的なランプになります。
段ボールで秘密基地づくり
段ボールは、子どもたちにとって最高のクリエイティブ素材です。
頑丈な段ボールを組み合わせれば、おままごと用のキッチンや、自分だけの秘密基地だって作れます。
これらのDIYは単なる工作ではなく、「必要なものは自分で作る」「資源を大切にする」というサステナブルな価値観を子どもに教えてくれます。
食べ残しゼロへ!子どものための食品ロス削減術
日本では、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が、年間約523万トン(令和3年度推計値)も発生しています。
家庭での食品ロスを減らすことは、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に直結する重要な取り組みです。
野菜の皮や茎で「ベジブロス」作り
普段は捨ててしまいがちな野菜の皮やヘタ、茎などを煮込んで作る「ベジブロス(野菜だし)」は、栄養満点です。
スープやカレー、リゾットのベースとして使えば、料理に深い旨味を加えてくれます。
子どもには「野菜のパワーを集める」係をお願いしてみましょう。
残り物でアレンジレシピ
パンの耳やご飯の残りは、美味しいおやつや軽食に変身させましょう。
パンの耳は揚げて砂糖をまぶせばラスクに、ご飯はケチャップと混ぜて丸めれば、子どもに人気のライスボールになります。
食材の正しい保存術を身につける
食材を長持ちさせる工夫も大切です。例えば、
- 透明な保存容器を使い、冷蔵庫の中身を見やすくする
- 使いきれない野菜や肉は、早めに冷凍保存する
- バナナは皮をむいて冷凍すれば、スムージー用に長期保存できる
といった工夫で、うっかり食材をダメにしてしまうのを防げます。
週に一度の「冷蔵庫お掃除の日」
週に一度、家族で冷蔵庫の中身を確認し、使いかけの食材や期限が近いものから使う日を作るのがおすすめです。
「この食材で何が作れるかな?」と、家族でレシピを考えるのも楽しい時間になります。
家庭での食品ロス削減は、子どもの環境教育としても非常に重要です。楽しみながら実践することで、子どもたちの中に「もったいない」という価値観を自然に育むことができます。
エシカル消費について、もっと深く知りたい人はこちらもみてね。









