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おうち時間で簡単SDGs!家族で楽しむエコ活動アイデア集

家族との時間を大切にしながらも、地球の未来を考えた生活を送りたい。そんな願いを実現する方法を探している方は多いのではないでしょうか?

今回は「おうち時間」と「SDGs」を結びつけた、誰でも簡単に始められる持続可能な取り組みをご紹介します。

子どもから大人まで一緒に楽しめるリサイクル工作や、食品ロスを減らすための工夫、さらには家計にも優しい省エネ術まで。

日常生活の中でできる小さな一歩が、実は大きな環境保全につながっているんです。

特に不用品の活用方法では、捨てるはずだったものが素敵なインテリアや実用的なアイテムに生まれ変わる魔法をお伝えします。

この記事を読めば、今日からでもすぐに始められる「楽しみながらSDGs」のヒントが見つかるはずです!

おうち時間を活用!家族みんなで実践できる簡単SDGsアクション

おうち時間は家族の絆を深めるだけでなく、持続可能な社会への第一歩を踏み出す絶好のチャンスです。

SDGsという言葉は知っていても、具体的に何をすればよいか悩む方も多いはず。実は、日常生活の小さな工夫から始められるSDGs活動がたくさんあります。

例えば、以下のような活動が挙げられます。

  • 食材の使い切りレシピに挑戦して食品ロスを減らす
  • 使わなくなったTシャツをリメイクしてエコバッグを作る
  • お子さんと一緒にペットボトルキャップを集めて寄付する(環境保全と国際支援)
  • 週末に家族でゴミ拾いウォーキングを実施する(健康増進と環境美化)
  • 家庭菜園を始めて食の大切さや自然のサイクルを体験する

これらの活動は特別な道具や知識がなくても始められる簡単なものばかりです。

おうち時間を単なる暇つぶしではなく、家族みんなで地球の未来について考え、行動するきっかけにしてみませんか?

子どもが夢中になる!遊びながら学べるSDGsリサイクル工作

子どもたちの創造力を育みながらSDGsについて楽しく学べるリサイクル工作は、家庭での環境教育の第一歩です。

普段なら捨ててしまうものが、子どもたちの手によって素敵な作品に生まれ変わります。

ペットボトル風車:再生可能エネルギーを学ぶ

まず試してほしいのが「ペットボトル風車」です。使い終わったペットボトルを洗って乾かし、カラフルなマスキングテープで飾りましょう。

側面を切り込んで羽根を作り、竹串を通せば完成です。風の力で回る様子を観察しながら、再生可能エネルギーについて話し合うきっかけにもなります。

参考サイト:関西電力 https://www.kepco.co.jp/brand/for_kids/teach/2017_06/

牛乳パックフォトフレーム:モノを大切にする心を育む

牛乳パックは万能素材です。洗って開いたものを厚紙代わりにして、オリジナルフォトフレームを作ってみましょう。

内側の白い面に絵を描いたり、外側に布を貼ったりするだけで立派な作品になります。家族の思い出の写真を飾れば、「大切なものを長く使う」という価値観も自然と身につきます。

参考サイト:co-op(コープデリ)https://sustainability.coopdeli.coop/sustainability/2022/07/post-204.html

卵パックのミニプランター:食育へのステップ

卵パックを使った「ミニプランター」も人気です。各くぼみに土を入れて種を蒔けば、発芽の様子を観察できる理科の実験にもなります。

芽が出たら庭や大きな鉢に移植して、食育にもつなげられます。

参考サイト:女子SPA! https://joshi-spa.jp/1089409

トイレットペーパーの芯:生物多様性を知る

トイレットペーパーの芯を集めて「昆虫ホテル」を作るのもおすすめです。

複数の芯を束ねて庭に置いておくと、益虫たちの住処になります。生物多様性の大切さを実感できる体験型の工作です。

古着リメイク:プラスチック削減の意識

古着や使わなくなった布で「エコバッグ」を作れば、親子で裁縫の練習にもなります。シンプルな作りなら手縫いでも可能です。

自分だけのオリジナルバッグを持ってお買い物に行けば、プラスチック削減の意識も高まります。

リサイクル工作で育む「捨てる前に考える」習慣

これらの工作を通じて子どもたちは「捨てる前に考える」習慣が自然と身につきます。

また完成した作品を家族に見せることで、コミュニケーションも活性化します。

リサイクル工作は材料費がほとんどかからないため、経済的にも持続可能です。ただし、はさみやカッターを使う際は必ず保護者が付き添い、安全に配慮しましょう。

子どもたちのアイデアを尊重しながら、SDGsの本質である「未来への責任」を楽しく学べる時間を共有してください。

食品ロスゼロへ!家庭でできる食材使い切り術とアレンジレシピ

日本の家庭から出る食品ロスは年間約276万トンと言われています。この数字を少しでも減らすために、家庭でできる食材の使い切り術をご紹介します。

冷蔵庫の整理整頓と「先入れ先出し」

まずは冷蔵庫の整理整頓から始めましょう。週に1度、冷蔵庫内を点検する習慣をつけると、食材の在庫管理がスムーズになります。

「先入れ先出し」のルールを徹底すれば、奥に眠っていた食材が無駄になることを防げます。

野菜は皮や茎も立派な食材

野菜の皮や茎も捨てずに活用しましょう。

  • にんじんの皮はきんぴらに
  • 大根の葉はふりかけに
  • ブロッコリーの茎はスープの具材に
  • 皮付きのままポテトフライにすれば栄養価もアップ

参考:ミツカン https://www.mizkan.co.jp/ouchirecipe/feature/hazai/index_2.html
キナリノ https://kinarino.jp/cat4/20531
カゴメ https://www.kagome.co.jp/vegeday/eat/202101/10955/

余った食材のアレンジレシピ

賞味期限間近の食材も、アレンジ次第で美味しい一品に生まれ変わります。

  • 牛乳: ホットケーキやプリンの材料に。
  • ごはん: チャーハンやライスコロッケに。
  • パンの耳: フレンチトーストやラスクに。
  • 肉や魚の端切れ: 冷凍保存しておき、炒め物や「冷蔵庫一掃スープ」の具材に。

食品ロスを減らす2つの習慣

食材を使い切るコツは「計画的な買い物」と「臨機応変な調理」です。

買い物前に冷蔵庫をチェックし、必要な分だけ購入する習慣をつけましょう。そして、余った食材があれば創意工夫でアレンジする柔軟さを持つことが大切です。

食品ロスを減らす取り組みは、家計の節約になるだけでなく、子どもたちに「もったいない」精神を伝える絶好の機会。家族で楽しみながら、地球にやさしいライフスタイルを築いていきましょう。

電気代も節約!省エネで地球にやさしい暮らし方のコツ

家計の負担を減らしながら地球環境にも貢献できる省エネ生活。

実は少しの工夫で、電気代の節約と環境保全を同時に実現できるんです。

待機電力の削減

まず注目したいのが待機電力の削減です。使っていない電化製品のコンセントをこまめに抜くだけでも節約につながります。

特に長期間使用しない機器は完全に電源オフにしましょう。

照明をLEDに交換する

照明のLED化も大きな効果をもたらします。従来の白熱電球と比べて消費電力が少なく、寿命も長いのが特徴です。

初期投資はかかりますが、長期的には大きな節約になります。様々な明るさや色温度のLED製品が市販されています。

冷暖房の温度設定とフィルター掃除

また、冷暖房の温度設定の見直しも効果的。夏は28℃、冬は20℃を目安に設定するだけで、省エネになるとされています。

エアコンのフィルター掃除も忘れずに行いましょう。汚れたフィルターは電力消費を増加させる原因になります。

家電の使い方を見直す

さらに、家電の使い方を見直すことも大切です。

  • 冷蔵庫: 開閉回数を減らし、詰め込みすぎない。
  • 洗濯機: まとめ洗いをして回数を減らす。
  • 乾燥機: なるべく使わず、自然乾燥を活用する。

家族で楽しむ「省エネチャレンジ」

家族で楽しく取り組むコツとしては、「省エネチャレンジ」を実施するのがおすすめ。

前月の電気代からどれだけ削減できたかを競い合い、節約できた分で家族のご褒美を用意するなど、ゲーム感覚で続けられます。

子どもたちにも「電気の見張り番」などの役割を与えると、環境問題への意識が自然と育まれます。

省エネは一人ひとりの小さな積み重ねが大きな変化を生み出します。家計にも地球にもやさしい暮らしを、ぜひ家族全員で楽しみながら実践してみてください。

不用品が宝物に変身!家族で楽しむアップサイクルDIY

捨てようと思っていた物に新たな命を吹き込むアップサイクル。

単なるリサイクルとは異なり、不用品の価値を高めながら再利用することで、ゴミ削減と資源の有効活用を同時に実現できます。

家族みんなで取り組めば、創造力を育みながら環境意識も高められる一石二鳥の活動なのです。

牛乳パックでオリジナル収納ボックス

例えば、牛乳パックを使った小物入れづくりは、子どもから大人まで簡単に挑戦できるプロジェクトです。

水でよく洗って乾かした牛乳パックを好きな大きさに切り、布や和紙を貼れば、オリジナルの収納ボックスが完成します。

リビングの散らかりがちな小物をすっきり整理できるだけでなく、家族それぞれのセンスを活かした作品に仕上がるでしょう。

参考 kufura https://kufura.jp/life/storage/82928

古着でエコバッグやクッションカバー

古着のアップサイクルも人気です。着なくなったTシャツをカットして作るエコバッグは、レジ袋有料化に対応した実用的なアイテム。

大きめのTシャツなら、肩ひもと本体をそのまま活かして、縫い目を少し加工するだけで立派なバッグになります。

子どもの成長で小さくなった洋服は、ぬいぐるみやクッションカバーに生まれ変わらせることも可能です。

空き瓶や空き缶をインテリアに

ガラス瓶や空き缶のアップサイクルも見逃せません。

ジャムの空き瓶をペイントして花瓶やペン立てに、空き缶に穴を開けてランタンにするアイデアは、インテリアとしても素敵です。防災グッズとしても使える空き缶ランタンは、実用的な面でも役立ちます。

廃材で本格DIYに挑戦

木材や廃材を活用した家具づくりはより本格的なDIY。ホームセンターなどでは、端材を安価で手に入れられるコーナーもあります。

週末を利用して、家族でオリジナルの本棚や小さなスツールを作れば、達成感と愛着が生まれます。

アップサイクルで育む「モノを大切にする心」

アップサイクルの魅力は、完成品だけでなく過程にもあります。

家族で「この不用品をどう活かそうか」とアイデアを出し合い、一緒に作業する時間そのものが貴重なコミュニケーションになります。

子どもたちは工作の楽しさを感じながら、モノを大切にする心も自然と身につけるでしょう。

SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」に直結するアップサイクルDIYは、家計にも優しく、地球にも優しい取り組みです。

今週末は、家族でお家の不用品を見直し、宝物に変身させる冒険を始めてみませんか?

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