【大阪】いらなくなった大型家具。処分するにはどうするのがベスト?
タンスやソファー、ベッドなどの大型家具はあまり買い替えることはありませんが、子どもの独立などで家族構成が変わったり、引越しや模様替えでいらなくなったり、買い替えたりすることがありますよね。
買い替えの場合は、購入先に依頼すれば無料または有料で引き取りをしてくれることが多いですが、買い替えでなく処分したい場合は自分で処分方法を探す必要があります。
手で持ち運べる軽くて小さい家具であれば、粗大ごみで処分したり、近隣のリサイクルショップに持ち込んだりすることができるのであまり困ることはありませんが、タンスやソファーなど自分では運ぶことができない大型家具はどうすれば良いのでしょうか。
今回はこのような大型家具を大阪で処分する方法を5つご紹介します。
それぞれの方法の特徴を確認し、自分のニーズに合った最適な処分方法を選びましょう。
<目次と概要>
大阪で不用な大型家具を処分するおすすめの方法
1. 行政指定のごみ袋に入る大きさに分解して処分する
家具を解体し、行政指定のゴミ袋に収まる大きさに分解して処分する方法です。自治体によっては回収可能な場合があり、一番安く処分することができます。
2.行政の粗大ごみの回収に依頼する
各自治体が提供している粗大ごみの回収サービスです。予約をし指定の日時に指定場所に出すことで、非常に安価な利用料で引き取りをしてくれます。
3. リサイクルセンターに直接持ち込む
大阪に複数あるごみ処理施設に自分で持ち込む方法です。予約が必要ですが、自分で持ち込めば10kg単位100円前後で引き取りをしてくれます。
4. メルカリなどオンラインで売却する
オンラインプラットフォームで売却する: メルカリやジモティーなどのオンラインフリマプラットフォームを利用して不要な家具を売却する方法です。便利な反面、トラブルにも繋がりやすいので注意が必要です。
5. リサイクルショップ、不用品買取店に買取を依頼する
大阪には多くのリサイクルショップや不用品買取店があります。お店ごとに買取方法や買取品目が異なるので、それぞれの特徴を理解した上で利用すれば、お得に買取をしてもらえる可能性があります。
大阪で不用な大型家具を処分するおすすめの方法
1.行政指定のごみ袋に入る大きさに分解して処分する
まず一般的にごみを出すと言えば、行政指定のゴミ袋に入れて指定の曜日のごみ収集に出す方法が思い浮かびますよね。
家庭ごみで指定のゴミ袋に入れることができる大きさであれば、一般の可燃ごみ、不燃ごみに分けて出すことができます。この方法であれば行政指定のゴミ袋の費用だけですますことができるので、安く処分することができます。
但し注意が必要です。
自治体によっては家具を分解しても一般ごみとしての取扱いをしてくれなかったり、大量に出る場合は粗大ごみ扱いになる場合もあります。
ただ洋服ダンスなどは空間の部分が多いので、分解することができれば容量もかなり少なくなります。
だいたい30cm四方に分解することができれば、45リットルのゴミ袋に入れることができるので、住んでいる自治体が回収可能であれば、一番費用を抑えて処分することができる方法になります。
家具を分解するときの注意点と手順
家具をゴミ袋の大きさに分解するのは意外と重労働になります。できるだけ簡単にするためにも、分解に役立つ工具を準備しておきましょう。
1.安全第一
安全に行うことが何より大切です。必要に応じて軍手や安全メガネを着用しておきましょう。
上手く分解ができない場合、木材をたたき割ったりする必要が出てくるため、木片が飛んでくる可能性があります。
また粉じん対策でマスクも用意している方が良いでしょう。
2.工具の準備
組み立て式の家具であれば、組み立てた際に使用したドライバーなどの工具だけで分解ができますが、普通の家具の場合はかたくはめ込まれている箇所も多いので、ドライバー以外にハンマーやレンチなどが役に立ちます。
またのこぎりも必要です。
電動のこぎりがあれば、かなり作業がはかどります。最近では工具をレンタルできるホームセンターもあるので、そのようなサービスを利用するのも手ですね。
3.金物の分別
可燃ごみとして処分できるのは、布や木材など燃えるものだけです。組立や取っ手に使用されているネジなどの金具は必ず分別をするようにしましょう。
4.スペースの確保
設置している場所から運び出すことができず、分解をすることもあるかと思いますが、運び出せる大きさになれば、広いスペースに移動して作業をするようにしましょう。
ハンマーやのこぎりを使用する際は、周りの人や物に当たると危険ですので、できるだけ広い場所で作業するようにしましょう。
2.行政の粗大ごみの回収に依頼する
大阪の粗大ごみ回収サービスとは?
大阪では各市で粗大ごみの回収サービスを実施しています。このサービスは市内に居住している住民向けのサービスですので、自宅のある市が規定しているルールに基づいて利用する必要があります。
指定された場所に指定された日に出す必要がありますが、行政のサービスだけあって、回収費用はかなり安くで利用することができます。
申し込み方法と手続きのステップ
粗大ごみ回収を申し込む手続きは以下のようになります。自治体によって異なる場合があるので、事前にホームページなどで確認するようにしましょう。
1.ホームページや電話で申し込みをしましょう。
大阪の大半の自治体では、粗大ごみの回収の申し込みは、ホームページと電話で受け付けています。また、聴覚・音声機能・言語機能障がいなどのある方向けに、FAXやはがきでの申し込みを受け付けている自治体もあります。
申し込み時には、回収希望日、回収を依頼したい物の種類、数量、住所、氏名、電話番号などの情報が必要です。回収依頼物についてはサイズで値段が変わるので、事前にサイズを測っておきましょう。
2.粗大ごみ処理手数料券の購入をします。
申し込んだ回収依頼物にあわせて、粗大ごみ処理手数料券を購入する必要があります。依頼物が複数ある場合は、依頼物1品目ごとに購入する必要があります。
処理手数料券は「粗大ごみ処理手数料券取扱店」の表示のあるコンビニエンスストア、スーパーマーケット、郵便局等で販売されています。
また最近ではクレジットカードによるインターネット決済ができる自治体もあります。
3.回収依頼物を指定の日時に指定の場所に出しましょう。
依頼した粗大ごみの回収は、購入した手数料券に受付番号を記載して回収品に貼り付け、指定の場所に指定の日時に出す必要があります。
戸建てでガレージなど回収できるスペースがある場合は、自宅を指定することができますが、マンションなどの場合はゴミステーションなど指定された場所に持っていく必要があります。
朝から順次回収を行っているため、当日の朝8:30までに出すように指示されることが多いようです。時間に遅れると回収されないこともあるので、必ず守るようにしましょう。
また、依頼した品目と違う、手数料券が不足している場合は回収をしてもらうことができません。手数料券は払い戻しができないので間違いがないよう注意しましょう。
3. ごみ処理施設に直接持ち込む
行政のサービスをより安く利用する方法として、自分でごみ処理施設に持ち込む方法があります。
この方法であれば指定のゴミ袋に入れる必要がないので、持ち運べる大きさに分解するだけですむのでだいぶん楽ですよね。
大阪には複数の処理施設があり、居住している市や区によって持ち込む工場が異なります。
持ち込みの場合も予約が必要になりますので、各自治体のホームページで確認し、処理施設に予約を取りましょう。
またごみの種類によって受入曜日が指定されている場合もあるので、よく確認が必要です。
処分費用はkg単位での支払になります。10kgごとに100円前後の処分費用を支払う必要があります。
4.メルカリなどオンラインで売却する
個人間で気軽に売買できる、メルカリやヤフオク、ジモティーなどのプラットフォームは人気で、利用している人も多いのではないでしょうか。
まだ使うことができる家具であれば、メルカリなら買取をしてくれる人がいるかもしれません!
また販売の際に、設置場所からの運び出しも条件に入れておけば、大型家具でも自分で何もすることなく処分することができます。
手軽で誰とでもやり取りができ、思わぬ価格で買取をしてもらえる可能性があるため、大変魅力な方法ですが、あくまでも個人間のやり取りがメインになるので、情報不足や確認不足でトラブルに繋がりやすい半面もあります。
なので思わぬトラブルを避けるためにも、詳細情報の提示や事前確認を怠らないようにしましょう。
5.リサイクルショップ、不用品買取店に買取を依頼する
大阪には多くのリサイクルショップや不用品買取店があり、お店ごとに買取品目や買取方法など特徴があります。それらの特徴に考慮してお店を選ぶようにしましょう。
まず大型家具の買取で注意をしなければならないのが買取方法です。
不用品の買取方法には、店頭買取(持込買取)、出張買取、宅配買取があります。
自分で待ち運ぶことができない大型家具になると、出張買取に対応しているリサイクルショップや不用品買取店を選ぶ必要があります。
出張買取に対応していても、運び出しは別途費用がかかる場合があります。
特にエレベーターがなく、階段での運び出しとなる場合は、搬出費用を別途請求される場合が多いので、事前査定が重要です。
また買取品目にも注目するようにしましょう。
お店によって買取った商品の再販方法が異なるため、得意とする品目が異なります。得意な品目ほどお店も再販がしやすく、在庫になりにくい商品なので、比較的高値で買取をしてくれる傾向があります。
得意な品目は「買取強化中」や「〇〇買取額UP中」などのキャンペーンを打ち出している場合が多いので、その内容を参考にするのが良いでしょう。
査定方法に関してもLINEやメールフォームで写真を送ることで、買取額を査定してくれるお店も増えています。
手軽な査定方法が利用できれば、買取が可能かどうか事前に確認ができるだけでなく、複数のお店で見積りをとることができるので、より高いお店に依頼することができます。
最後に注意が必要なことは、リサイクルショップや不用品買取店はなんでも買取をしてくれるわけではありません。
特にニトリやIKEAなどの組立家具は対応していない場合や、対応していても種類によっては買取対象外の場合もあります。買取対象かどうかはお店によって異なりますので、事前査定で確認をするようにしましょう。
また、壊れていたり汚れがひどい場合は買取をしてもらえない場合が多いです。そのような場合は粗大ごみとして行政に回収を依頼するか、不用品の回収業者に依頼をする必要があります。
複数の不用品の買取を依頼する場合、これは買取、これは回収と処分方法を分けるのは非常に手間ですようね。
そのような場合は「不用品の回収」も行ってくれる不用品買取店が非常に便利です。一度の出張で買取、回収をすましてくれるので、別に不用品回収業者に依頼するよりも、回収費が安くつく場合が多いです。
このようなお店ごとの特徴をふまえて選ぶようにすると失敗が少なくなります。
大阪でいらなくなった大型家具を処分する方法として、5つの方法をご紹介しました。それぞれに特徴があり、メリットデメリットがあります。
この記事を参考に、自身の状況にあった処分方法を選びましょう。