マンションのベランダで手軽に蓄電して節電ってできるの?
電気も自分でなんとかする時代になったのか・・・。
食品価格の高騰だけでなく、電気代・ガス代の値上げに家計が厳しいおうちも多いのではないでしょうか。
そんなネガティブな理由から節電をするのではなく、地球のエネルギーが枯渇する時代がくることを考えると、世界のエネルギー資源を節約する意味でも自家発電を考えてみるのも良いのかもしれません!
ちなみに、地球が何億年と蓄えてきたエネルギー資源は、あとどれくらいでなくなるかご存知ですか?
そう、100年ほどで枯渇するとも言われています。(石油などはあと50年)
目の前の電気代も大切!でも、同時に地球のエネルギー資源の節約という大きな環境意識をもって取り組んでみると、楽しい気持ちになりますよ!
では、電気代節約のための蓄電方法(狭いスペース編)について、ご紹介していきましょう。
ソーラーパネルを庭やベランダなどに取り付けるときのメリット・デメリット
家を建てる時に屋根にソーラーパネルを設置するおうちも多くなってきました。
しかし、古いおうちやマンションなど、屋根に設置できないおうちも、たくさんありますよね。
もっと手軽にお庭やベランダに置くことができれば良いのに・・・・。
可能です!
屋根への設置とは違い、業者に頼まず気軽にメンテナンスができるため、普段は使わないスペースに手軽に置くだけでOKという商品、実にいろいろあります。
しかし、デメリットとしては庭に置いていると盗まれる可能性や配線トラブルによる火事など、想定外の事故が起こる可能性もあります。
また、思ったより日が当たる時間が少なかったや、季節によってはまったく当たらないなど、今まで気づかなかった問題が出てくる可能性もあります。
もちろん、屋根へのソーラーパネル設置も災害時など、危険はともないますので、まずは手軽に設置できる発電システムがどのようなものか、知るところからはじめてみましょう!
手軽で敷居が低い「ポータブルソーラー発電」なら簡単に自家発電できる
「ポータブルソーラー発電」とは持ち運びができる発電機で、電力会社の送電網とはつながっていないタイプのものです。
多くの方は、アウトドアや災害時の使用をイメージするかもしれませんが、導入費用が安い分、家庭の電気を全て賄える力はありません。
しかし、屋根にソーラーパネルを設置することに敷居が高い方や、災害時などの屋根の上でのパネルの破損を気にされる方にはぴったりですよね。
また、全ての電気をまかなうつもりはなく、スマホや空気清浄機、PCの充電くらいの節電ができれば良いと考える方や、今後の電気代高騰の最初の対策として自家発電をしてみたい!という最初の試みとしては、ポータブルソーラー発電は手軽でおすすめできるかなと思いますよ。
蓄電ができない・・・でも、蓄電池を用意すれば大丈夫
「ポータブルソーラー発電」は蓄電ができません。できたとしても少量なので、曇りの日が続けばすぐに使えなくなってしまいます。
しかし、蓄電池を購入すれば蓄電が可能です。「充電コントローラー」と「バッテリー」を用意することで、余った電気をためることができます。
「ポータブルソーラー発電」だけでまかなうとなると、太陽が照りつけているときに、充電やPC作業などをする必要がでてしまいます。
屋根にソーラーパネルを設置しているおうちでも、蓄電池がない場合は、日中だけ電気が節約できるという状態に変わりはないですよね。
蓄電できればいろいろ便利ですので、蓄電池の用意も検討するのも良いですね。
どれくらい蓄電できて、どれくらい電気を使用できるのか
どのような機器を使うかにもよりますし、価格にもよります。
今回筆者が見ていて良さそうだなと思ったのは「ポータブル電源BN-RB62-C」。
価格も¥80,000程度でノートパソコン使用で10時間ほど使えるようです。
ポータブルソーラーパネルにも対応していて、パネルも安いもので¥40,000程度。
電気代節約のために買うには高すぎると感じますが、電気代も節約できて、災害時の停電にも対応し、なおかつアウトドアも快適に過ごせる!という3つの視点で見ると、家に置いておきたくなりますよね。
また、お子さんのいるご家庭では、子供たちに、エネルギーは自然の力で賄うことができることや、電気やガスといったものは無料で無限ではないことを伝える、良いきっかけとなるかもしれません。
まとめ
今回は、電気代節約のために発電・蓄電する方法(マンションやベランダでもできる)についてご紹介しました。
電力会社から、当たり前のように供給されてきた電気ですが、今後その当たり前が変わっていく可能性はおおいにありますよね・・・。
その時、身につけておきたいのは「自分でなんとかできる力」です。また地球環境保全の意味でも、毎日のちょっとした意識の変化をもつことは、今後変わり続ける環境に適応できる力を養えるといっても過言でありません。
今回のこの記事で、電気代節約もかねて、エネルギー資源の枯渇について少しでも興味を持っていただければ嬉しい限りです。